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2004.05.28

鉄人28号

春になって懐かしいアニメがリメイクされました。

私がこの鉄人と初めて出会ったのはおそらく保育園に通っていた頃だったと記憶しています。最初は雑誌に連載されていたものをムックのような形式の本(雑誌サイズで今だと総集編みたいな感じで各エピソードがまとめられていました)を親から買って貰い読みふけった覚えがあります。まず間違いなく、私と漫画が初めてであったのもこの作品だったと言えます。

ちなみに結構頻繁に買ってもらえていたのですが、なぜか十字結社編は前編のみで後編を友人の常見君(おそらく私にとって初めての友人と呼べる存在かも知れません)から見せてもらった記憶があります。

それと、何故かバッカスロボット編は出版社の都合と称して出版されなかったように記憶しています。当時の私はこの作品が少年に連載されているものという認識がなかったので急に一つのエピソードが無くなると云うことに子供ながら納得のいかない想いを今この瞬間も持ち続けていたりします。

そのほかには旭ソノラマのソノシートが付いたドラマシリーズもあり、すり切れるくらい何度も聞いた覚えがあります…いや別に実際にすり切れはしなかったですがべこべこにゆがんで晩年は針が飛んでまともに再生できない状況にはなりました。

そんな鉄人があるときTV漫画(アニメという概念は当時持っていませんでした)になると聞いて胸を躍らせて待っていました。

放映は日曜の夜、時間は当時私が欠かさず毎週見ていた隠密剣士より後の時間帯脱兎思いますから少なくとも19時半以降ではないでしょうか?

そして第一回放映は病院の一室から始まりました。どうやら、金田博士の臨終のシーンのようです。幼い私はそこへ鉄人が飛んでくるのではないかと思い、今か今かと心弾ませて待っていましたが当然、そんなことはありませんでした。

そんな、懐かしい記憶の彼方にある存在である鉄人ですが、後年、ある事実を私は発見しました。

何年か前のことになりますが、往年のアニメがレーザディスクとして復活され始めたとき当然ながら、我らが鉄人28号も三つのBoxセットとして発売されました。しかも、ソフビの人形付き(そういえばこの人形は何処にあるんだろう?)でした。当然の事ながら私もこれを購入、かつてのときめきを胸に第一話を再生してみました。

すると、何とも言えない違和感が画面から伝わって来るではありませんか

はじめ、この違和感の招待がわたしにはよく分かりませんでした。しかし、答えは意外と簡単に見つけることが出来ました。

大塚署長と敷島博士の声優が私の知っている配役は逆になっていたのです。

なんと、敷島博士の声を富田耕正が演じていたのです。ただし、第二話以降は私の知っている配役に戻っていました。一体どういう事なんでしょう?

機会があればもう一度LDを引っ張り出して確認してみようと思います。

鉄人28号

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