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2006.03.29

11億4000万円は「適正」と嘯く鹿児島県出納長

契約差し止め請求は県監査委員により棄却されていたのね。

そりゃそうでしょうね

県庁隣接土地購入問題:住民団体の契約差し止め請求、県監査委員が棄却 /鹿児島

 ◇県民への説明不足を指摘
 県庁隣接地購入問題で、契約差し止めを目指して市民団体メンバーらが請求していた住民監査について、県監査委員は28日付で県の取得を「違法、不当な支出には該当しない」と判断、請求を棄却した。一方、「付記」として「県民に対する説明が必ずしも十分になされていないと受け取られていることは否めない」と、県の説明不足を指摘した。
 同委員は県の取得について「県庁周辺の良好な風致・景観が維持され、いろいろな形で公用・公共用地として有効活用が見込まれる」と判断。また「この不当支出はますます財政を悪化させる」との主張には「住民監査請求の要件を欠く」とした。

毎日新聞 - 3月29日16時1分

高さ条例みたいな物では景観を守れなかったんでしょうかねぇ

前のエントリ 裕福な地方都市に学ぶ

ちなみに出納長の発言はこちら

 ◇11億4000万円は「適正」--県出納長
 県庁隣接地の取得額11億4000万円について、仮屋基美出納長は28日、記者団に不動産鑑定士に依頼し、決定した価格と説明した。土地取得の根拠法となった「公有地の拡大推進に関する法律(公拡法)」に基づき、地価公示から算定。鑑定額は12億9000万円だったとして「適正な価格での取得」と強調した。一方、現金、土地で総額60億円の土地開発基金の現金残高は16億900万円に落ち込むという。
 取得した土地の利用について仮屋出納長は、民間業者との駐車場契約が7月まで残っていると説明。7月以降も、当面は駐車場などの利用となるとの見通しを示した。毎日新聞 - 3月29日16時1分

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裕福な地方都市に学ぶ

最近はどこの自治体も、財政逼迫であっぷあっぷな感じですね

しかし、さすがは鹿児島というニュースが流れてきました、

なんと県庁の知事室からの景観を守るためだけに11億4000万円もかけて、土地を購入したそうです。最近のしみったれた風潮からは考えられない快挙ではないでしょうか?

鹿県、庁舎隣地を購入 11億4000万円で契約

鹿児島県は28日、鹿児島市鴨池新町の本庁舎東側に隣接する同市与次郎2丁目の民有地(約8200平方メートル)を購入したと発表した。同日付で土地を所有するトーメン不動産(本社東京)と売買契約を締結した。購入価格は11億4000万円。
 仮屋基美出納長が会見し購入の概要を説明した。購入の目的は「公用・公共用地」として、(1)土地は将来有効活用が見込まれる(2)県庁舎は県民のシンボル的建物、県民共通の財産であり桜島や錦江湾を間近に見られる景観を最大限守ることは将来の世代に対する課題と責任(3)鹿児島市は国際観光都市を目指しており、主要な公共施設周辺の景観が良好に保たれる必要がある-と従来の主張を繰り返した。
 今後の土地利用について仮屋出納長は「利用計画が決まるまでは駐車場として有効活用する」として新たな利用計画は示さなかった。

南日本新聞2006 03/29 08:04

お金第一主義の現代において、心の豊かさを求めて11億もの巨費を投じる県とその県民の見識に頭が下がります。

何でも、今回防いだマンションはその階数も24階から45階までさまざまな噂の基、計画自体もその存在がはっきりしないインチキくさい話であるにも関わらず。自らの心のやすらぎを守るために事の真偽にこだわることなく、今回の英断を下した伊藤祐一郎鹿児島県知事を県民の皆様もさぞかし誇りに思われていることでしょう

これに対して心ない旧オンブズマンの人たちが「不当支出」と監査請求を申請しているようですが、こういった小さな声は黙殺すべきでしょう。すべては県知事と県庁職員の皆さんの憩いの場を守っていくことこそ至上の命題といえるのではないでしょうか?

我々も物質面だけにとらわれることなく、心の財産を大事にするこういったゆとりを見習いたい物です。

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2006.03.23

『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』

ある程度の年齢に達した日本人ならば誰しも知っているあの男

誰よりも強く、誰よりも優しく、そして誰よりも悲しい男
化鳥のような雄叫びにどれほど心震わせたことでしょう

そして、あの決めぜりふ

おまえはもう死んでいる

新世紀を迎えた今、新たなる世紀末伝説の幕が切って落とされました

kenshiro yuria

まるでマッドマックスの世界…それも2作目以降の世界を舞台に自身の掟に縛られた男と女の生きるための戦いが描かれたこの作品はそれまで考えもしなかった壮絶なドラマを見せてくれました。

しかし、残念ながらTVアニメシリーズとして制作された作品は色々な意味で残念な品質だったといわざる終えません。ストーリーの重厚さに絵が負けていたと云っても過言ではないでしょう。

今回のプロジェクトでは最新技術で作られる映像世界において、より凄絶な戦いを見せてくれることでしょう

公式サイト http://www.hokuto-no-ken.jp/ 

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2006.03.15

『サカつく』ヨーロッパへ

セガサターンで誕生した『サカつく』こと『プロサッカークラブをつくろう!』が10年目を迎えて、新システムとともに戦場をヨーロッパに移し登場です。
その名も『プロサッカークラブをつくろう!ヨーロッパチャンピオンシップ』PS2用です。
発売は2006年3月29日(水)
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『サカつく』を初めてセガサターンでプレイしたとき、その独自のシステムに驚きました。それまではサッカーゲームといえばプレイヤーをパッドで操作するアクションゲームばかりでした。そんな中、自分はプレイしないサッカーゲームというものは斬新というよりも、意味がわかりませんでした。実は野球ではすでにベストプレープロ野球という作品がありましたがそれほど売れたという記憶がありません。

しかし、実際このゲームはとんでもない怪物ソフトだったわけです。その証拠は10年たった今でも新しい作品が発売されることを見れば明白ではないでしょうか?

それはサッカーをゲームとして楽しむのではなく、サッカーチームを経営するといういわば『育成ゲーム』だったからではないでしょうか?

商品名 :『プロサッカークラブをつくろう!ヨーロッパチャンピオンシップ』
対応機種:プレイステーション2
ジャンル:スポーツ育成シミュレーション
発売日 :2006年3月29日(水)
価格  :6,800円(税込 7,140円)
販売価格:6,120円(税込 6,426円)
※セガダイレクトの販売価格です。

sakatuku3DXパック:セガダイレクト限定で、『サカつくヨーロッパ』のクリエイ ターが自らデザインしたオリジナルTシャツとゲームソフト をセットにした「DXパック」を販売致します。
※価格は8,000円(税込 8,400円)、TシャツのサイズはS, M,L,XLの4サイズです。

公式サイト 
予約受付ページ 

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