2006.04.13

asahi.com MY TOWN鹿児島:県庁隣接地購入、県がHPで説明

鹿児島県庁は購入してから、県民に理解を求めるという、いわば既成事実を作った上で認めざるえない状況を作ることに成功したみたいですね。そうはいっても反対していたのは極一部の県職員の職場環境より、県民の暮らしを大事にする反動分子だけだったらしいのではじめから勝負は決まっていたのかも知れませんね

どうせ、1兆何千億円も借金があるんだから11億だか増えても体制には影響ないという鹿児島県民の太っ腹な県民性がよく伝わる出来事ですね

もっとも、福祉等の予算をけずる等の地道な努力は続けられているようです。県民の暮らしよりも県庁舎の景観の重要性を強く意識していることがこのことからも伝わってきます。

日々の生活に追われる世知辛い世の中にあって、県庁舎に働く職員の心の財産を守ろうという今回の施策には他県の人々も見習うべきところが多々有るのではないでしょうか?

記事 http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000604090003

県庁のサイト www.pref.kagoshima.jp/home/choshaka/tochi/pref.html

ちなみに件のサイトではビルが建った場合の景観を点線で表示しています。これを見るとやはり今回の措置がどれほど鹿児島県民にとって必要なものであったかということがよく理解できますね。

また、評価額自体は12億9千万円であったものを実際の購入価格は11億4千万円と大きく値切っている点も評価すべき項目でしょう。

将来利用計画の全くない土地にこれだけに資金を無造作に投入することができる知事と県担当者の英明さを鹿児島県民は子々孫々にわたり誇り続けることでしょう

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2006.04.04

携帯電話のカメラ

最近は携帯電話のカメラも大分進化したようです。

今回私が使用した携帯には接写モードがありません。その代わりといっては変ですがオートフォーカスが搭載されています。

オートフォーカスはさすがに便利でうまく使えば上の写真のように綺麗に撮ることができます。

しかし、間違ってピントがあってしますと下の写真のように本来メインのつぼみにはピントが合わず、後ろの樹に合ってしまいちょっと間抜けな図になってしまいますね

ただ、バーコードの読み込みとかは以前の接写モードの方が良かったと思ったりします。
牛焼き肉カレー桜のつぼみ

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2006.03.29

11億4000万円は「適正」と嘯く鹿児島県出納長

契約差し止め請求は県監査委員により棄却されていたのね。

そりゃそうでしょうね

県庁隣接土地購入問題:住民団体の契約差し止め請求、県監査委員が棄却 /鹿児島

 ◇県民への説明不足を指摘
 県庁隣接地購入問題で、契約差し止めを目指して市民団体メンバーらが請求していた住民監査について、県監査委員は28日付で県の取得を「違法、不当な支出には該当しない」と判断、請求を棄却した。一方、「付記」として「県民に対する説明が必ずしも十分になされていないと受け取られていることは否めない」と、県の説明不足を指摘した。
 同委員は県の取得について「県庁周辺の良好な風致・景観が維持され、いろいろな形で公用・公共用地として有効活用が見込まれる」と判断。また「この不当支出はますます財政を悪化させる」との主張には「住民監査請求の要件を欠く」とした。

毎日新聞 - 3月29日16時1分

高さ条例みたいな物では景観を守れなかったんでしょうかねぇ

前のエントリ 裕福な地方都市に学ぶ

ちなみに出納長の発言はこちら

 ◇11億4000万円は「適正」--県出納長
 県庁隣接地の取得額11億4000万円について、仮屋基美出納長は28日、記者団に不動産鑑定士に依頼し、決定した価格と説明した。土地取得の根拠法となった「公有地の拡大推進に関する法律(公拡法)」に基づき、地価公示から算定。鑑定額は12億9000万円だったとして「適正な価格での取得」と強調した。一方、現金、土地で総額60億円の土地開発基金の現金残高は16億900万円に落ち込むという。
 取得した土地の利用について仮屋出納長は、民間業者との駐車場契約が7月まで残っていると説明。7月以降も、当面は駐車場などの利用となるとの見通しを示した。毎日新聞 - 3月29日16時1分

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裕福な地方都市に学ぶ

最近はどこの自治体も、財政逼迫であっぷあっぷな感じですね

しかし、さすがは鹿児島というニュースが流れてきました、

なんと県庁の知事室からの景観を守るためだけに11億4000万円もかけて、土地を購入したそうです。最近のしみったれた風潮からは考えられない快挙ではないでしょうか?

鹿県、庁舎隣地を購入 11億4000万円で契約

鹿児島県は28日、鹿児島市鴨池新町の本庁舎東側に隣接する同市与次郎2丁目の民有地(約8200平方メートル)を購入したと発表した。同日付で土地を所有するトーメン不動産(本社東京)と売買契約を締結した。購入価格は11億4000万円。
 仮屋基美出納長が会見し購入の概要を説明した。購入の目的は「公用・公共用地」として、(1)土地は将来有効活用が見込まれる(2)県庁舎は県民のシンボル的建物、県民共通の財産であり桜島や錦江湾を間近に見られる景観を最大限守ることは将来の世代に対する課題と責任(3)鹿児島市は国際観光都市を目指しており、主要な公共施設周辺の景観が良好に保たれる必要がある-と従来の主張を繰り返した。
 今後の土地利用について仮屋出納長は「利用計画が決まるまでは駐車場として有効活用する」として新たな利用計画は示さなかった。

南日本新聞2006 03/29 08:04

お金第一主義の現代において、心の豊かさを求めて11億もの巨費を投じる県とその県民の見識に頭が下がります。

何でも、今回防いだマンションはその階数も24階から45階までさまざまな噂の基、計画自体もその存在がはっきりしないインチキくさい話であるにも関わらず。自らの心のやすらぎを守るために事の真偽にこだわることなく、今回の英断を下した伊藤祐一郎鹿児島県知事を県民の皆様もさぞかし誇りに思われていることでしょう

これに対して心ない旧オンブズマンの人たちが「不当支出」と監査請求を申請しているようですが、こういった小さな声は黙殺すべきでしょう。すべては県知事と県庁職員の皆さんの憩いの場を守っていくことこそ至上の命題といえるのではないでしょうか?

我々も物質面だけにとらわれることなく、心の財産を大事にするこういったゆとりを見習いたい物です。

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2006.01.30

オーディオブック:さおだけ屋はなぜ…

iTMSのトップ画面を見ていると、気になるタイトルが目に付きました

それはさおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 というものです。このタイトルを持つ書籍が結構売れているという話は聞いていました。しかし、あくまで本として知っていたのであって、なぜにiTMSでこのタイトルを目にすることになったのでしょうか? 早速、リンクをたどってみて分かりました。オーディオブックというカテゴリィがあったのですね。

最近は日本経済も上り調子だったりしますのでここでひとつ経済というものについて学んでみることも必要かもしれませんね

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 山田真哉

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2006.01.29

NHKラジオの英語をメモリスティックに録音したい:NES-1A(B) Onkyo

AMラジオの放送を携帯機器に落として聴こうと以前から思っていたのですが、なかなか都合のよいAM放送をMP3に落とす仕組みがなくて困っていました。MP3プレーヤにはFM放送を録音できるものはありますがAM放送を録音できるものがありません。 そんな中で、見つけたのがこの製品です。 ネットワークにも対応していて結構使い勝手がよいのではないでしょうか?
音楽の新しい主役です
NES-1Aは、ハードディスクに音楽を集める「ミュージックターミナル」。40GBの大容量ハードディスクに、CD、ラジオ、カセット、ネットワークサービス「エニーミュージック」などから、最大約20,000曲(※2)を、まとめてストックできます。選曲も、お手持ちのディスプレイを見ながらリモコンで簡単操作。パソコンのように起動時間を気にせず、高品位な音楽をいつでも快適に楽しめます。カセット、CD-R、MD、メモリーディスクなど音楽メディアが多くなりがちですが、これらの多彩な音源をスッキリと一括管理できる画期的な製品です。
機能と特長
・ネットワークサービス「エニーミュージック」に対応。
・大容量40GB/最大20,000曲(※2)を記録できるハードディスクを搭載。
・CD・ラジオ・カセット・ネットなど、さまざまな音源から記録が可能。
・CDの楽曲データを自動登録できる「Gracenote CDDB(r)」を搭載。
・音源を圧縮しない「リニアPCM」録音、高圧縮「ATRAC3」録音に対応(※3)。
・MP3-CD/メモリースティックに対応(※4)。
・音楽の記録から編集・管理までリモコンによる簡単操作を実現。

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2006.01.10

中国、日本政府に報道規制要請:日本経済新聞

中国は、日本のマスコミが中国の悪口ばかり報道するとお冠のようです。

そうはいってもねぇ
悪口なのか事実なのか冷静に考えてみると、「中国政府にとって都合の悪いこと」を報道されるのは困るということなんでしょうね。

中国、日本政府に報道規制要請:日本経済新聞

日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」:河北新報

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2005.12.27

小久保、巨人の主将就任が決定(読売新聞)

番長の移籍と共にこういう話を聞くとなにやら勘ぐりたくもなりますが・・・
移籍の経緯も有ることだし、小久保さんには頑張ってほしいものです。

もう少しウルフがなぁ・・・

小久保、巨人の主将就任が決定(読売新聞)

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2005.12.25

クリスマスの夜は

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クリスマスの夜は落語で心豊かな気分に・・・

糸井重里氏が主催するほぼ日にて企画されている初心者向け落語ライブ「続はじめての落語」にいってきました。

今回は「続」と銘打っているように第二回目の公演で立川志の輔師匠が登場です。

会場は六本木ラフォーレミュージアムと言うところで、「ここが六本木かぁ!」と思うほど閑静な住宅街にあります…ホンと、周りは何もないんですよねぇ

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2005.10.05

牛肉の輸入

どうやら、アメリカからの牛肉の輸入を再開する方向で話が進んでいるようです。

米国産牛肉の輸入再開に向け明るい展望=官房長官(ロイター)

まぁ、世の中には吉野家の牛丼が食べたいという刹那的な理由で再開を望んでいる人たちも少なからずいるようなので、それはそれでアリなのかもしれませんね。

ただ、気になるのは政府が安全委員会の報告で、自分に都合のよい部分にだけ目を向け、そこに含まれている警鐘を意図的に無視しているように感じられるのは考えすぎというものなのでしょうか?

特に気になるのは次の三点です

  1. 20ヶ月という線引きには何の根拠もない
  2. 放牧が主体のアメリカでは月齢がわかりにくく、20ヶ月未満の判定が困難
  3. 特定部位の除去に関する管理がなされていないので混入の危険性がある
  4. 飼料として肉骨粉を利用している可能性がある

元々、安全委員会は20ヶ月未満未満の牛が安全という内容の報告書を出すつもりがなかったのに、つまらない手違いで削除されなかった…って、云うか、提出前に確認しなかったのか>委員の皆様
そして、その一点によりを言質を取った政府のごり押しに安全委員会側が押し負けたという構図ははっきりしています。

確かに、21ヶ月の牛では発見されていますが、20ヶ月未満の牛に関してBSE感染は現在のところ認められていません。したがって、現存のデータを元に20ヶ月で線引きをしたとしてもリスク的には変わらないという数学的な考え方は可能だと思います。
しかし、ことは食の安全に関わる問題です。数学的にリスクが少ないからと云って、それをそのまま安全と判断するのは拙速というものではないでしょうか?

忘れてはならないのは、20ヶ月未満の牛からBSE感染を検知することが難しいと云うことと、20ヶ月未満の牛は安全と云うことの間には埋めがたい深い溝があることではないでしょうか?

また、20ヶ月未満という枠組みを受け入れるに当たって、委員会は20ヶ月未満の牛であるという補償の問題、特定部位除去に関する管理の問題の解決を前提にすべきと提言していますが、これも無視する構えです。

なんとなく、ブッシュが床に落ちた食べ物を差し出していると知りながら、その事実から目をそらして喜んで食べている日本政府という構図を感じずにはいられない今日この頃です。

それこそ、もう一度国民投票(=総選挙)でもして民意を問うた方がいいんじゃないんですかねぇ

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